底辺ユーザーのデジカメレビュー その1

夏場に、EOSをガチャガチャをぶら下げて持ち歩くだけで汗だくになってしまうので、レンズ交換式レフレスAPS-CデジカメSONY NEX-5購入。レンズは標準ズーム27-82.5のみ、というかまだレンズはパンケーキ24mm(E16mm F2.8)と標準ズーム(E18-55mm F3.5-5.6 OSS)しか存在しない。レンズ交換式レフレスとしては最小でレンズ部を除いた本体はコンデジ並みのサイズ、薄型にもかかわらずウエストレベルファインダー的な使い方のできる3型チルト液晶は取り回しも良好。ウエストレベルファインダーは6x7ブロニカのとき、比較的大きなカメラにかかわらず被写体への、周囲へのプレッシャーを少なく出来るように感じた、要は「おじぎ」をしてシャッターを押すわけで。

操作系などはフラッシュ、EVF、軍艦部モードダイアルもなく普通のコンデジより簡略化。取り扱い説明書も申し訳程度で、本体液晶のヘルプボタン相当で使用方法が表示されるほど(取り説持ち歩くユーザーって少ないだろうし、これはアリじゃないかな)。設定おまかせモードのコンデジ感覚でSRLを扱うコンセプトのようだが、ある意味コンデジよりもカメラ側が積極的にユーザー操作に介入してやろうとさえ感じる。わたしは、絞り優先、RAWで撮りたいので、諸設定の階層の深さがやや気になるところ。絞るのは「作品」よりも「使える画像」がほしいから。
ISO感度は12800相当まで、ISO1600相当が十分使い物になり、もはや低感度に強いと言われたEOS30Dを無理して使う理由はなくなった。小型のレフレス機でPanasonicのDMC-GF1OLYMPUS PEN E-P1と迷ったが、この低照度撮影の点でNEX-5に。カメラそのものの感触はPEN E-P1が良かった。NEXは銀塩一眼レフに慣れ親しんだ人にとって、拒絶反応が出そうだけど、もはやパトレーネのないデジカメで従来のデザインをわざわざ踏襲する理由が理解できない。
かってのOLYMPUS PEN-Fは先進的なのに、デジタルのPEN E-P1は焼き直し感があり後退的で、「世界最小」の名のもとにデザインされたデバイス感むき出し、味も素っ気もないNEXはNIKONのスイベルE9xx系のときにも似たデジタルの今後を思わせる。オリンパスはパナの安価なm43の、GF-1競合のためか、廉価版のE-PL1を出してしまったところに、どうにも軸のなさをかんじる。それでは、米谷氏リスペクトでE-P1を出して、すこし価格帯が高かったから廉価版も用意しました、と見える。NEXはカメラとしての「美しさ」のカケラがなくとも、立ち位置に「ブレ」をかんじない、いや、正確にはNEXにはカメラ本体に手ぶれ補正がなく、オリンパス E-P1にはそれがあるのだけど。

このサイズでフルHD動画な世界は、すでにアニメ「FLAG」のあのカメラを超えてしまっていると思う。ただし、問題はこのカメラを使用するのが永遠の初心者だということだけだ。

f/3.5 ISO200 18mm(ワイド端)1/2000秒 RAWリサイズ(買った帰りで絞り方わからなかった)

f/5.0 ISO1600 50mm 1秒 手持ち オートHDR RAWリサイズ

PhotoshopでNEXのRAW現存はまだ未対応

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